傾聴するって言うけれど

看護師は「傾聴」ってよく使う言葉です。
学生の時から、「患者さんのお話を傾聴して‥‥」と使っています。

毎年学生の講義で、「では、傾聴ってどんな風に聴くことなの?」と問います。
すると、皆下を向いてしまいます。
考えていることもあったかもしれません。
でも、正解を求めて下を向いてしまうんですね。残念なことに、私たち、間違うことにとても恐れを感じてしまうんですね。

今年の講義は、手を挙げて発言もできません。そこで、問いの答えは書いてもらいます。2.3分という短い時間でも、しっかり自分の意見を書いてくれます。

やっぱり、考えているんじゃない。言葉に出せたら良いよねと思いながら皆んなの提出用紙を見ています。

コーチングで傾聴を改めて学ぶと、なるほど〜と腑に落ちます。
もっと早く、学生の時から知っていたら、患者さんとのコミュニケーションに苦労しなかったなぁ。
そんな思いを込めて、学生の講義でコーチングのエッセンスを伝えています。

現場で頑張っている看護師の皆さん。
コミュニケーションで困ったなぁと感じている方、もっと聴ける看護師になりたい方、改めてコーチングで傾聴を学び直してみませんか?

日本看護コーチ協会では、看護師が提供する看護師のための講座が各種あります。



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コーチングを通して、日々の生活、人生を豊かに幸せに過ごすことができる。 そんな私の、小さな幸せを語っていくお部屋。